- 自社の商品を必要としそうな企業のリストアップをしよう
- 先日大きな商談を持ちかけてきた○○商事は信用できるのか
- この会社に就職しようと思うけれど実際はどのような会社なのだろう
このように、仕事では企業情報を必要とするシーンが多くあります。
そこで、仕事を進めていく上で必要不可欠な企業情報を収集できるデータベースを紹介します。
煩雑な調査を少しでも軽減して、必要な企業情報を探っていきましょう。
企業検索できるデータベースの必要性
ビジネス面に加え個人としても、企業情報を検索できるデータベースは活用できます。
ビジネスに必要な企業情報の収集
ビジネスは、自社と顧客の関係によって成り立ちます。担当者が自社で扱うモノ・サービスをいかに熟知し、上手に提案・説得しようとも、それを必要とする相手にしなければ意味がありません。
また、顧客のことを十分に把握できていなければ、信用して深く話を進めていいのか分かりません。
このように営業活動の様々な場面で、企業情報を事前に把握しておくことが必要です。
上手に企業情報の収集・整理・活用ができれば、仕事での無用なリスクを回避し、貴重な時間を無駄にせずに済みます。
学生や転職希望者など個人も企業情報が必要
企業情報の必要性は、企業の営業活動に限った話ではありません。
就職活動に励む学生や、転職を検討しているサラリーマンなど、個人の活動においても、企業情報は必要とされます。
企業情報の取得というと、コストがかかるイメージですが、個人でも可能な簡単・効率的な情報取得の手段として、企業検索できるデータベースは活用可能です。
無料で使えるサービスがありますので、一度試してみるといいでしょう。
企業検索できるデータベース
ここからは、無料で企業検索ができるデータベースを紹介します。
1:FUMA(フーマ)

- 全国160万社のデータと4万種類の独自分類から企業リストを無料で作成可能
- 地域・業種等の諸条件を入力することで即時に企業情報が表示
- 表示される件数や基本情報の見出しからも企業リストの中身を確認
年間利用者200万人を誇る、完全無料・ログイン不要な企業リスト作成サービス。有価証券報告書や官報等、一般公開されている膨大な企業情報をFUMA独自の技術によりデータベース化しています。
2:db.salesnow.jp

- 500万件以上の企業/法人データベースを無料で公開
- 様々なカテゴリーから抽出された企業の最新レポートも無料で公開
500万件超の企業情報を有し、無料閲覧できる上に、決算期を迎える各業種の企業リストを公開する等、タイムリーな企業情報の提供を精力的に行っています。
3:帝国データバンク

- 帝国データバンク独自の取材・収集により蓄積された企業データベース
- 全国全業種の企業概要情報を無料で閲覧可能
- 取引先企業の管理を効率的にするTDB企業コード(コード検索無料)
同社が長年、現地に赴き調査してきた企業情報の質・量、企業分析力には定評があり、国内外の事業先・業種に幅広く対応しています。また、変化していく企業の動向を把握しながら、倒産情報の提供など、常に企業や業界、社会への影響に配慮しています。
4:list.knockbot.jp(knocklistノックリスト)
- 全国50万件の法人・企業サイトの情報をさまざまな条件で検索(無料)
- 無料トライアルでロボット営業代行サービス(新規営業の自動化)
ノックリストが有する50万件の企業情報は無料で閲覧できるほか、有料でリスト販売・フォーム配信(ロボット営業代行サービス)を行い、企業情報から派生した営業支援サービスにも力を入れています。
5:qfindr.jp

- 非上場企業の検索にも柔軟に対応できる国内上場非上場100万社の情報収録
- QFINDRのデータと独自の評価モデルによる無料分析レポートを毎月更新
QFINDR独自のAI評価モデルにより、これまで評価が難しかったスタートアップ・ベンチャー企業を含む非上場中小企業に成長志向評価格付を付与するなど、企業の情報分析と企業価値評価の機能充実に強みをもっています。
6:BIZMAPS

- 170万を超える企業情報で新規営業の効率化をバックアップ
- 170万社のデータが月100件までダウンロード無料
・地域や業種等の様々な条件を掛け合わせて「受注できるリスト」の作成支援
約3,200人のリサーチャーによって、企業情報の更新や新規法人の情報追加を行っており、常に高精度のデータベースが利用可能。導入製品や展示会出展等、独自のタグで企業検索ができる上、会員登録するだけで月100件までデータベースを無料でダウンロードできます。
7:PR TIMES

- 各業界の売上上位20社の調査レポートを無料公開
- 500万社超の企業情報を持つ「SalesNowDB」のデータを活用
「社会の生産性を底上げする。」をミッションに掲げ、主にプレスリリース・ニュースリリース配信事業を行っています。そのミッションの一環として上記●:2 Salesnow DBのデータを活用した、各業界の売上上位20社の調査レポートを無料公開しています。
8:ザ・ビジネスモール
- 商工会議所・商工会が運営するビジネス情報サイト
- 関連する全国530団体超の登録企業を無料で閲覧
- 無料による企業情報提供によりビジネスマッチングの機会創出
日本全国の商工会議所等会員企業データベースで、会員企業の経営支援・販路拡大を目的としており、会員企業の特色や魅力等、数字以外の情報もきめ細かく掲載しています。
9:pojitive-ryouritsu.mhlw.go.Jp

- ESGやダイバーシティを推進する企業情報等を無料で閲覧可能
- 登録企業数23,921社(データ公表企業).34,042社(行動計画公表企業)
- 社会貢献(女性活躍・労働環境向上等)企業のデータベース
厚生労働省が管理しており、企業における女性活躍の取組や状況等を閲覧できます。えるぼし認定」等、他の企業データベースとは違った視点と評価を公開しているところが当データベースの特徴で、閲覧無料です。
仕事に活かす知識を効率よく得る方法
今回紹介したような仕事をする上での悩みの解消、さらに仕事に活かせる知識を体系的に効率よく得るためには、資格試験向けの教材を活用するのが効果的です。
私は、中小企業診断士という国家資格の勉強を始めたことで、経験で何となく理解していた情報の歴史や理論を把握することができ、選択肢を広げることができました。
社内での評価も高まり、予定より1年早く昇格に繋がり、中小企業診断士の一部の内容を講座形式で社内教育にした結果、チームメンバーの能力も高まっています。
実際に試験を受けない場合にはあまり費用をかけられないかもしれませんが、私が購入した診断士ゼミナールは5万円程度で受講が可能です。
少し高いなと感じるかもしれませんが、社内での評価が高まることで仕事がしやすくなり、金銭面でも1年早く昇格したり、賞与の査定が1段階高くなれば十分元が取れるのではないでしょうか?
私が受講したもの以外にも、5万円程度で受講できるおすすめの講座を以下に紹介しますので、ぜひご活用ください。
オススメの中小企業診断士 通信講座
オススメNo.1:スタディング
全体を俯瞰できる学習マップが勉強に効果的。専用のスマホアプリで隙間時間を有効活用することで合格を!
オススメNo.2:診断士ゼミナール
コスパ抜群で、イラストが多くわかりやすい動画講義がおすすめ!ダウンロード可能で屋外でもギガを気にせず勉強できる。
オススメNo.3:アガルートアカデミー
フルカラーのテキストと単元ごとの動画講義がわかりやすい!さまざまな割引制度も充実。
オススメNo.1,2の比較記事はこちら!⇒スタディングと診断士ゼミナールの比較
まとめ
今回紹介したデータベースは、それぞれのデータベースで性質や機能が異なります。
用途によって使い分け、いくつものデータベースを参照して企業情報を深堀するという使い方も効果的でしょう。
企業情報の収集・分析を進めて商売発展、求職活動を効果的に進めてください。
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