中小企業診断士の合格にITパスポート資格は必要?勉強する意味は?

中小企業診断士の関連資格

中小企業診断士の勉強をしていて、ITに関する分野である経営情報システムの科目に苦手意識がある人は多いのではないでしょうか。

ITの経験者ではない人にとっては、ITのことはなかなかイメージしづらく、勉強するのが大変ですよね。

そのような人は、ITパスポートの勉強をするのもいいかもしれません。

ITパスポートは、ITに関する基礎知識を身につけることができる国家資格であり、中小企業診断士の資格とも関連があります。

この記事では、以下のような人にとって有益な情報をまとめました。

  • 中小企業診断士の資格取得にむけて勉強中だが、経営情報システムの科目に苦手意識があって克服したい人
  • 中小企業診断士またはITパスポートの資格に興味がある人
  • ITの基礎知識を無理なく身につけたいと思っている人

中小企業診断士とITパスポートについて気になっている方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。

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中小企業診断士の経営情報システムについて

中小企業診断士試験の一次試験は、以下の科目で構成されています。

  1. 経済学・経済政策
  2. 財務・会計
  3. 企業経営理論
  4. 運営管理
  5. 経営法務
  6. 経営情報システム
  7. 中小企業経営・政策

経営情報システムは、7科目の中の1科目です。

経営情報システムの内容は、「情報通信技術に関する基礎知識」と「経営情報管理」に分かれます

「情報通信技術に関する基礎知識」は純粋に技術的な内容に関する内容です。

「経営情報管理」は企業経営における情報システムの開発、運用などに関する内容となっています。

なお、経営情報システムの科目受験を免除される条件が二つあります。

一つ目は、前年または前々年に経営情報システムの科目で受験して合格している場合です。

この場合は申請することで受験を免除されます。

二つ目は、一定の資格を所持している場合です。

中小企業診断士協会が公開している「中小企業診断士第1次試験他資格等保有による科目免除」によると、その資格とは以下の通りです。

  • 技術士(情報工学部門登録者に限る)、情報工学部門に係る技術士となる資格を有する者
  • 次の区分の情報処理技術者試験合格者(具体的には、以下の資格)
  • ITストラテジスト
  • システムアーキテクト
  • 応用情報技術者
  • システムアナリスト
  • アプリケーションエンジニア
  • システム監査
  • プロジェクトマネージャ
  • ソフトウェア開発
  • 第1種
  • 情報処理システム監査
  • 特種

経営情報システムの勉強方法

それでは、経営情報システムの勉強方法について説明します。

経営情報システムは、得意な人と苦手な人にハッキリと分かれる科目です。

ITの経験者であれば元々知っている知識も多いため、知らない知識を覚えていくだけで合格する人も少なくありません。

しかしITの経験があまり無い人は、経営情報システムで求められる知識をイメージしづらいでしょう。

経営情報システムが苦手な人は、暗記科目と割り切って、足切りだけはされないように着実に点を取ることを考えて対応するといいでしょう。

経営情報システムは年によって難易度が変化していますが、40点以下の点数を取ってしまうと、足切りとして自動的に不合格となってしまいます。

出題頻度が高く確実におさえておくべき論点を着実に暗記することが大切です。

しかし、イメージが湧きにくいIT分野の知識をゴリゴリと暗記するのは大変だと感じる人もいると思います。

そのような人は、ITパスポートの資格を取得するといいかも知れません。

ITパスポートの資格と経営情報システムは関連度が高く、ITパスポートの勉強をすることで経営情報システムの勉強がしやすくなるという効果があります。

ITパスポートとはどんな資格か

ITパスポートは、ITに関する基本的な知識を持っていることを証明する国家資格です。ITパスポート試験の内容は以下の3つに分類されます。

  • ストラテジ系
  • マネジメント系
  • テクノロジ系

ITに関する基本的な幅広い知識を身につけられる資格です。

ITパスポート試験の科目の多くが、中小企業診断士試験の科目に関連しています。

ITパスポート試験は、各地の試験会場のパソコンを使って受験する方式であるネット試験によって行われます。

試験問題はパターンに従ってランダムに表示されます。

三日前までは何度でも日程の変更が可能で、合否の結果はその場で出ます。

また、不合格だったとしても、最短で翌日に再受験が可能です。

以上のことから、ITパスポート試験は、初心者にとって受験のハードルが低く、また短期間で合格を狙える資格だといえるでしょう。

中小企業診断士とITパスポートの関連

中小企業診断士とITパスポート試験の関連について、もう少し確認しましょう。

中小企業診断士とITパスポートの試験範囲

中小企業診断士とITパスポートの試験範囲の関連は、以下のようになっています。

中小企業診断士一次試験の科目 ITパスポート試験分類 ITパスポート試験分野
経営情報システム 開発技術 マネジメント系
プロジェクトマネジメント
サービスマネジメント
基礎理論 テクノロジ系
コンピュータシステム
技術要素
システム戦略 ストラテジ系
経営法務 企業と法務
企業経営理論 経営戦略

ITパスポート試験の殆どの科目が経営情報システムに関連しています。

また、経営情報システム以外にも企業経営理論、経営法務に関連した科目もあることがわかります。

中小企業診断士とITパスポートの試験勉強について

ITの知識があまり無く、いきなり経営情報システムの勉強をするのが大変だと思う人は、まずはITパスポートを先に取るという方法もあります。

経営情報システムだけを勉強する場合よりも時間はかかる可能性はありますが、無理なくステップアップしながら学習を進めることができます。

あるいは、あまり時間をかけずに中小企業診断士の資格を取得したい人は、ITパスポートの勉強をしながら中小企業診断士の勉強をするのもいいでしょう。

ITパスポートの学習で基本的な知識を体系的に身に付けることで、勉強の難易度が下がるはずです。

中小企業診断士とITパスポートを両方取るなら、効率よく通信講座を利用するのがおすすめです。

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中小企業診断士試験おすすめの通信講座

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まとめ

ここまで、中小企業診断士とITパスポートの関係について解説してきました。

中小企業診断士の科目の一つである経営情報システムは、ITに関する科目で、得意な人と苦手な人に分かれる科目です。

ITに苦手意識を持つ人は、ITパスポートの勉強をすることによってITに関する基礎知識を身につけることができます。

ITパスポートは、初心者にとってもハードルが低く、ITに関する基礎知識を身につけられる資格です。

中小企業診断士の経営情報システムとは試験範囲が重複する部分が多いので、ITパスポートの勉強をすることによって中小企業診断士の勉強に取り組みやすくなるでしょう。

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