東洋大学の中小企業診断士養成課程の特徴と選ぶメリットとは?

中小企業診断士の養成課程

中小企業診断士の一次試験に合格した人で、二次試験を受験するか養成課程を受講するかで迷っている人もいると思います。

養成課程を受講すると、確実に中小企業診断士の資格を取得することができます。しかし、200万円前後の費用がかかるので、費用に見合った価値があるのかどうかわからないという人もいるでしょう。

また、養成課程を受けることは決まっているけれど、どこの養成機関を選べばいいのかわからない人もいるでしょう。

養成機関によって価格や得られるメリットが違うので、自分に合った養成機関を選ぶことが大切です。

養成課程を受講する際には、カリキュラムがどれだけ実務の役に立つのか、養成課程を受けた後にどんなノウハウが身につくのかの二点が重要です。

この記事では、養成機関の中でも様々なメリットがある東洋大学の養成課程について解説します。この記事は、以下のような人にとって有益な情報を集めました。

  • 養成課程を受けるかどうか迷っている人
  • 養成課程を受けることは決めたが、どこの養成機関で養成課程を受けるか迷っている人

養成機関選びで後悔しないよう、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。

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東洋大学の中小企業診断士養成課程

東洋大学の養成課程の概要は以下の通りです。

名称 東洋大学大学院経営学研究科
ビジネス・会計ファイナンス専攻博士前期課程(修士課程)
中小企業診断士登録養成コース
期間 2年(4月~3月)
費用 2,570,000円
受験出願資格 大学を卒業した人等の学歴条件
中小企業診断士の一次試験に合格した人
入学試験科目 面接二回
メリット MBAを取得することができる
各種奨学金、奨励金が充実している
働きながら受講することができる
現場での実践を重視したプログラムが用意されている
修了後のサポートが充実している
住所 〒112-8606
東京都文京区白山5-28-20
電話番号 03-3945-7224
問合せフォーム https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScY-7wlZViulGkywmCVbBglE07VGN-qStH_ayISuCYGKmsudQ/viewform

東洋大学の養成課程の特色

東洋大学の養成課程の特色は二つあります。

一つは、実践経営学を追求するアカデミックMBAであるという点です。

従来のビジネススクールでは、業務を分業、専門的にとらえ、フレームワークを中心とした学習が中心です。

しかし実際には、日本の企業(特に中小企業)では総合的な業務を基礎にしているため、フレームワークだけでは適応できないことがあります。

東洋大学の中小企業診断士養成課程では、理論的なフレームワークをふまえつつも、フレームワークにおさまりきらない「実践経営学」を追求しています。

もう一つは、エンプロイアビリティー(雇用されうる能力)とビジネス哲学を追求するという点です。

東洋大学は、「諸学の基礎は哲学にあり」という建学精神を基礎に、ひとりひとりがビジネス哲学を追求することを理想としています。

東洋大学の養成課程の開講期間について

東洋大学の養成課程は4月にはじまり3月に終わります。期間は二年間です。平日の夜間(18:15~21:25)と土日に開講され、社会人でも受講しやすくなっています。

期間と授業の時間:

大学院進学について | Toyo University

東洋大学の養成課程の費用について

東洋大学の養成課程の費用は、二年間で2,570,000円です。

学費:https://www.toyo.ac.jp/-/media/Images/Toyo/academics/student-support/jyugyou/campuslife/AY2022_Graduate_updated.ashx?la=ja-JP&hash=62966362CC382CCEE4F554A17907A0502B168432

また、奨学金も用意されています。

東洋大学大学院奨学金制度 | Toyo University

奨学金には以下のものがあります。

東洋大学大学院奨学金 第一種:年間30万円
第二種:保護が死亡、失業した人には授業料の半額を給付
国・地方自治体からの入学者に対する奨学金 授業料の半額を給付
日本学生支援機構奨学金 優れた業績を挙げた場合は返還不要
文部科学省 国費外国人留学生奨学金 外国人留学生のための制度。
授業料全額負担、奨学金支給など
外国人留学生対象奨学金 私費での外国人留学生のための奨学金。
授業料減免:授業料の30%を減免減免
塩川正十郎奨学金:月額100,000円給付
大学院研究発表奨学金 学会発表、論文発表を行う学生のための奨学金
井上円了記念研究助成 優れた研究の助成金
日本学術振興会 特別研究員 https://www.jsps.go.jp/j-pd/index.html
専門実践教育訓練給付金 一例として合計1,120,000円給付

奨学金・奨励金:https://www.toyo.ac.jp/academics/gs/students/gs-index1/

東洋大学の中小企業診断士養成課程の受験出願資格と試験について

東洋大学の養成課程の受験出願資格は、大きく分けて二つあります。四年制大学を卒業していることと、中小企業診断士の一次試験に合格していることです。

試験は、面接試験が二回となっています。詳細は公開されていないため、ガイダンスなどで確認する必要があるでしょう。

受験資格:

youkou_2022F-202304_0601.ashx (toyo.ac.jp)

東洋大学の中小企業診断士養成課程のメリット

東洋大学の養成課程を受講するメリットは、中小企業診断士の二次試験を免除できることだけではありません。東洋大学の養成課程を受講するメリットは以下の通りです。

  • MBAを取得することができる
  • 各種奨学金、奨励金が充実している
  • 働きながら受講することができる
  • 現場での実践を重視したプログラムが用意されている
  • 修了後のサポートが充実している

MBAを取得することができる

東洋大学の養成課程を受講すると、MBA(経営管理修士号)を取得することができます。

各種奨学金、奨励金が充実している

東洋大学の養成課程では、奨学金、奨励金が数多く用意されています。奨学金、奨励金の制度を利用することで、費用を抑えることができます。

働きながら受講することができる

東洋大学の養成課程は、平日の18:15以降、もしくは土日に開講されるので、社会人にとっても受講しやすくなっています。

現場での実践を重視したプログラムが用意されている

東洋大学の養成課程は、現場での実践を重視したプログラムとなっています。講師のレクチャーを受けながら、店舗、配送センターの現場視察をします。

また、製造業の現場で、板金や旋盤などのものづくり体験が盛り込まれています。

修了後のサポートが充実している

東洋大学の養成課程を修了した人は、以下のようなサポートを受けることができます。

  • 特任教授によるキャリアサポート
  • 博士後期課程への道
  • 研究会やシンポジウムへの参加
  • OB、OG会への参加

中小企業診断士として活動していく上で、これらのサポートはうまく活かせば大きなメリットとなります。

東洋大学の中小企業診断士養成課程のデメリット

東洋大学の養成課程のデメリットは、安くない費用がかかることです。

東洋大学の養成課程では多くのことが学べますが、二年間で2,570,000円の費用がかかることに抵抗がある人もいると思います。

東洋大学の養成課程を受講したいけれど費用がネックとなって迷っている人は、東洋大学の奨学金、奨励金、給付金の制度を利用するのも一つの方法です。

東洋大学の養成課程は、他の養成課程と比べても奨学金、奨励金、給付金の制度が充実しています。こうした制度を使って受講費用を大きく減らすことができます。

中小企業診断士の養成課程の受講が難しい場合には?

中小企業診断士の養成課程・登録養成課程は、独自のカリキュラムで実力をつけられるものの、以下のような理由で受講が難しい人も多いでしょう。

  • 費用が高い
  • 平日の講義ができない
  • 受講期間が長い

実際に私も、MBAと同時取得ができる養成課程を考えていましたが、金銭的・平日の受講ができないことから諦めました。

そのような場合には、2次試験を受験する必要があり、対策が必要です。

2次試験向けのおすすめ対策は、以下の記事をご確認ください。

中小企業診断士の2次試験対策におすすめの通信講座12選の特徴を解説!

まとめ

東洋大学の養成課程の特色は、実践経営学を追求するアカデミックMBAであるという点と、雇用されうる能力、ビジネス哲学を追求する点です。

東洋大学の養成課程は、二年制で、四月から三月までです。開講時間は平日の夜間と土日なので、働きながら学ぶことができます。

東洋大学の養成課程にかかる費用は、2,570,000円です。

東洋大学の養成課程に入学するには、面接試験を受けて合格する必要があります。受験資格は、四年制大学を卒業していることと、中小企業診断士の一次試験に合格していることです。

東洋大学の養成課程を受講するメリットは、MBAを取得することができること、各種奨学金、奨励金が充実していること、働きながら受講することができること、現場での実践を重視したプログラムが用意されていること、修了後のサポートが充実していることです。

東洋大学の養成課程を受講するデメリットは、安くない費用がかかることです。東洋大学の養成課程は奨学金、奨励金、給付金の制度が充実しているので、検討してみるといいでしょう。

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