中小企業診断士の資格を持つ芸能人・有名人は?意外なある人も有資格者

中小企業診断士資格とは

中小企業診断士の資格が役に立つのか知りたいとき、実際にどんな方が取得されているのか気になりませんか?

テレビやインターネットで活躍している芸能人や大成功を収めている有名人が、実は中小企業診断士の資格を持っているとしたら、大変な試験勉強も頑張れそうですよね。

この記事では、中小企業診断士の資格を持つ芸能人や有名人について紹介します。

中小企業診断士の資格を持つ芸能人の特徴

芸能人で中小企業診断士の資格を持つ方は、経営者や経済に関する評論家、投資家などお金にまつわる仕事をされている方が多いようです。

タレント業のみされている方、上記のような特徴を持たない方で、中小企業診断士資格を取得している方は調べても見つかりませんでした。

中には意外に感じる方もいて、結構おもしろいですよ。

三橋貴明さん(経済評論家)

経済評論家として有名な三橋貴明さんは、実際に中小企業診断士の資格を活かしてお仕事をされていたということもあり、中小企業診断士の資格を持つ有名人の筆頭といえるでしょう。

外資系IT企業、NEC、日本IBMなどを経て中小企業診断士として独立されたそうです。

その後、数多くの著書を出版し、経済番組を中心にテレビにも多数出演、最近は公式YouTubeチャンネルの登録者数が40万人を超えるなど活躍されています。

そんな三橋貴明さんが有名になったきっかけは、インターネット掲示板「2ちゃんねる」に匿名で書き込んだ経済分析だったそうです。

当時は「三つ子の赤字神」というハンドルネームを使っていたらしいです。

勝間和代さん(経営コンサルタント、経済評論家、プロ雀士)

今ではこの方を知らない人の方が少ないのでは?と思えるくらい有名な勝間和代さんも、かつて中小企業診断士試験に合格された方の一人です。

新卒の頃に勤めていた会計事務所で中小企業診断士の取得を推奨していたため試験を受けたのだと、ご本人のブログに書かれています。

勝間さんは慶應義塾大学在学中に当時最年少の19歳で会計士補の資格を取得し、なんと大学在学中から監査法人に勤務されていたとのことです。

その後マッキンゼーやJPモルガンを経て経営コンサルタントとして独立。

著述業にも意欲的に取り組み、出版した書籍が次々とベストセラーになりました。

勝間和代さんに憧れる人を指す「カツマー」という言葉が有名になるなど、一世を風靡しました。

これまでに多数の著作が発表され、その累計発行部数は500万部を超えています。

経済関連のもの以外にも家事やダイエット、旅行やゴルフなど幅広いジャンルの本を出版されている勝間さんですが、特にお好きなのが麻雀で、2015年にはプロ試験に合格されている程の実力をお持ちです。

高田旭人さん(ジャパネットたかた代表取締役社長)

「ジャパネットたかた」といえば、創業者の高田社長自ら、高い声と方言で商品紹介を行うテレビショッピングが印象的ですね。

高田旭人さんはその創業社長のご子息で、現在「ジャパネットたかた」の2代目社長を務めていらっしゃいます。

旭人さんの社長就任後、「ジャパネットたかた」は毎年売上高を伸ばしており、優れた経営者であることが伺えます。

中小企業診断士の資格を取ったのは「ジャパネットたかた」のコールセンターのトップにいた頃で、経営の勉強をする事が目的だったそうです。

ご本人はテレビショッピングには出演されない方針とのことです。

小川賢太郎さん(ゼンショーホールディングス代表取締役会長)

ゼンショーホールディングスは外食チェーン業界売上高トップの企業で「すき屋」「はま寿司」「なか卯」「ココス」などを展開しています。

小川賢太郎さんはそのゼンショーの創業者であり、現在も代表取締役会長兼社長を務めていらっしゃいます。

東京大学に進学後、学生運動に参加して中退し、港湾労働の職を経て吉野家に入社、その後ゼンショーを創業されました。

中小企業診断士は、資本主義を一から勉強するために通信教育で学習されたそうです。

井村俊哉さん(投資家、YouTuber)

井村俊哉さんは「キングオブコント」の準決勝に進出したこともある、元お笑い芸人さんです。

投資で数億円稼いだ個人投資家として有名になり、YouTubeなどで投資に関する情報発信もされています。

大学生の頃に芸人を志した井村さんが始めたのが、株式投資でした。

「下積み時代は食えないので、株などの副業で稼いだ方がいい」とのインターネットの情報を信じたためです。

この時は上手くいかず投資をやめたそうですが、その後現在の奥さんと結婚するために投資を再開して、見事成功を収めました。

中小企業診断士試験に挑戦したのも、奥さんと結婚するため、奥さんのご両親を説得する材料にしようと思ったからだそうです。

中小企業診断士試験は合格率4%ほどの難関ですから、取得できればご両親を安心させられると考えたのですね。

試験のために学習した内容は、投資の面でも決算書の分析などで役に立っているそうです。

両津勘吉(こち亀)

漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』でおなじみの両さんも、実は中小企業診断士の資格を持っています。

公務員なのになぜ中小企業診断士の資格を取ろうと思ったのか不明ですが、両さんが次々と新しいビジネスを成功させられるのは、中小企業診断士の勉強を通して得た知識が役に立っているからかもしれません。

思い返してみると知り合いから商売の相談をされたとき、まるで経営コンサルタントのように的確なアドバイスをするシーンもよく出てきます。

なお、両さんは中小企業診断士以外にも下記の資格を持っています。

いったいどれほど勉強すれば、これらの資格を全て取れるのでしょうか。

  • 運転免許(フルビット)
  • 自家用操縦士免許
  • 小型船舶操縦士免許
  • 漁業免許
  • 危険物取扱者
  • 気象予報士
  • 秘書技能検定
  • 宅地建物取引士
  • 衛生管理者
  • ボイラー整備士
  • 電気工事士
  • 自動車整備士
  • 潜水士
  • 鉄骨製作管理技術者

ラファエルさんもかつて中小企業診断士試験の勉強をしていた?

有名なYouTuberのラファエルさんも、会社勤めをされていた頃、役員になることを目指して中小企業診断士の勉強をされていたそうです。

もともとマクロ経済の勉強はされていたラファエルさんですが、ミクロ経済の勉強をするために「企業経営理論」「財務・会計」「経済学・経済政策」の3科目のテキストを購入し、かなり勉強したとご自分のYouTubeチャンネルで語っていらっしゃいました。

ラファエルさんご自身は中小企業診断士の資格を取ることはなかったそうですが、周りで中小企業診断士を取得している方は出世が早かったとのことで、ビジネスマンにおすすめの資格として紹介されています。

まとめ 

中小企業診断士の資格を取得している芸能人はそれほど多くありませんが、今回ご紹介した方は、お金にまつわる仕事の第一線で活躍されている方ばかりでした。

これほど成功されている方たちが中小企業診断士の資格を持っていることを知ると、勉強のモチベーションがアップしますね。

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